通信販売におけるカワのパンの商品全てにおいて、
同じ名前、同じ形、同じ見た目であっても、実店舗の商品とは異なります。
それは、通信販売をする上で「冷凍対応」が可能な生地にする必要があった為、
大きく生地の「配合」「製法」また「素材」を変更したからです。
そもそも、カワのパンはフワフワで柔らかく、口当たりがソフトで、
「飲みものがなくても美味しく召し上がって頂けるように」をコンセプトに水分量の多い商品開発を行ってきました。
しかし、通常パンを冷凍すると、パン自身が保持している水分が凝固と共に蒸発し、パンから空気中に出てしまいます。
これが、乾燥する原因であり、老化現象と呼ばれるものであります。
パンは老化すると食感はパサパサ、口当たり悪く、喉に引っかかり、固くなってしまいます。
蒸発した水分は、冷凍庫で凍結し、霜となります。
解凍過程において、霜はパンの中には戻らず、
この霜が溶けると水滴となり、パンの表面に付着すると、その接地部分のみ水でぬれたような状態になり、
その他の部分は水分量が減少し、乾燥状態となります。
これが、冷凍障害であり、水分を多く含むパンには起こりやすい現象です。
今回、冷凍対応可能な生地を独自の「製法」と「配合」で作り上げ、
水分が蒸発しにくく、解凍後もソフトで柔らかいパン、しかも、
従来の商品と変わりない味への追求の元、商品開発に成功致しました。
この度、全国にお住いの多くのお客様の食卓へカワのパンをお届けする事が実現できた事を、大変嬉しく思います。
是非、この柔らかく美味しいカワのパンをお楽しみくださいませ。